JR西日本は13日から、山陽新幹線の全乗務員に米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」を配布する。外国人の相談に対応し、独自に開発したアプリを搭載した。最新の気象情報や列車の運行状況も把握でき、災害発生時などに乗客に迅速な情報提供ができるようになる。
運転士には画面の大きい「iPad」、車掌には携帯しやすい小型の「iPad mini(アイパッドミニ)」を配布。山陽新幹線のほか、3月に開業する北陸新幹線にも導入。乗務員の研修用と合わせて計約1200台を用意した。
外国人観光客に対応するため、端末には英中韓3カ国語の案内アプリを搭載。「お困りごとは何でしょうか?」といった画面をタッチすると、「忘れ物をした」「体調が悪い」などの選択肢が外国語で表示され、さまざまな相談に応じられるようになっている。耳が不自由な人と筆談できるアプリも導入する。