2015年企業トップ所感 苦境越え、世界へ飛躍期す (1/4ページ)

2015.1.6 05:00

 多くの企業で仕事始めを迎えた5日、経営トップが示した年頭所感では「グローバル企業」への飛躍に向け、今年は勝負の年になると位置づけ、海外で事業拡大を目指す声が多かった。

 □宮永俊一・三菱重工業社長

 常に世界をリードする新しい技術に挑戦できるだけの力を保ち、存在感のある企業として存続していく道を探したい。これからも成長が期待できる一部の先進国や多くの新興国を主体に、グローバル市場で世界の強豪と戦い、勝ち残り、発展・成長していくことが必要だ。

 □進藤孝生・新日鉄住金社長

 昨年は名古屋製鉄所の事故で信用を大きく損なった。本年は原点に立ち返って事故防止に取り組み、全社一丸となってこの危機を乗り越えたい。技術・コスト・グローバルをキーワードに、国内事業と海外事業を強化して、世界の競合者との戦いに打ち勝っていきたい。

 □東原敏昭・日立製作所社長

 今年は、競合企業に引けを取らない「グローバル企業」に飛躍するための大切な一年であり、将来の日立の姿を見据えた変革を本格的に進めていく。また、社会イノベーション事業や課題解決を通じて社会に貢献する企業というイメージをグローバルに確立していきたい。

 □田中久雄・東芝社長

 今年も東芝ならではの成長を実現する「創造的成長」を目指す。エネルギー・ストレージ・ヘルスケアの3つの柱を据え、世界中の人たちが豊かにいきいきと暮らせる、安心・安全・快適な社会である「ヒューマンスマートコミュニティー」の実現を目指していきたい。

 □中村満義・鹿島社長

 選挙も終わり、日本経済は新たなスタートを切った。心機一転、飛翔の年にしたい。当社も厳しい業績が続いているが、過去の傷は今期で底を打つ。国内も海外も、建設も開発も攻めの好機だ。2015年度にスタートする新たな中期経営計画を礎に、グループの飛躍につなげていく。

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