国際的評価で勝る「MRJ」 敵愾心むき出し…中国「ARJ」が焦るワケ (2/6ページ)

2015.1.18 07:00

中国が近く就航する小型ジェット機「ARJ」(ユーチューブより)

中国が近く就航する小型ジェット機「ARJ」(ユーチューブより)【拡大】

 COMACは同月、中国国内のリース会社とアフリカ・コンゴの政府から、ARJ21を合計23機受注したことも発表。合計の受注総数は昨年11月の時点で278機に達したとしている。現地報道では「受注が300機を超えた」とされているほか、「すでに西安の工場で量産態勢に入った」、「上海の新工場も完成した」など、世界へ向けて活発なアピールが行われている。

 その背景にあるのが、日本のMRJの存在だ。後発のMRJの受注が好調なのに対し、中国側には焦燥感が募っているとみられる。昨年10月に機体をお披露目したばかりで、まだ初飛行もしていないMRJだが、これまでに国内外から400機を超える受注を獲得した。スタイリッシュな機体は世界中で大々的に報じられ、注目度も急上昇している。

 航続距離が3000キロメートル程度で、主に地域間輸送を担う100席程度の中小型機は「リージョナルジェット」と呼ばれ、現在、ブラジルのエンブラエル、カナダのボンバルディアの2強が市場の大部分を占めている。

「MRJは2033年までに、リージョナルジェット受注のうち22%を獲得することができるだろう」

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