全日本空輸によるエンジン洗浄作業。燃費性能を1%高められる【拡大】
灯油に似た航空機のジェット燃料の価格は、原油価格に連動する。ピーク時の08年7月に1バレル=150ドル近くに達し、昨年7月時点でも100ドルを超えていた原油価格は、直近で45ドル付近まで急落。円安こそ続くものの、航空会社にとってはようやく一息つく状況となっている。燃料代は営業費用の実に25%を占め、機材購入費などをはるかに上回るからだ。
全日空の親会社であるANAホールディングスは、20年のCO2排出量を05年度比で20%減らす目標を掲げる。望月リーダーは「燃料節約や環境負荷低減の取り組みは原油相場に関係なく行っていかないといけない」と、継続的な努力の必要性を強調する。(井田通人)