ビジネスジェットの市場規模【拡大】
ホンダが航空機用ジェットエンジン事業に本格的に乗り出した。来年納入予定のビジネスジェット機「ホンダジェット」に搭載するだけでなく、外販にも力を入れる。航空機エンジン市場は欧米勢が上位を独占し、国内もIHIなど重機メーカーが中心で、新規参入のハードルは高い。だが、ホンダは自動車で培った技術を武器に、風穴を開けようとしている。
「たいまつは自分で」
「ホンダは基本的にエンジン会社。(四輪用や汎用など)世界で一番エンジンを造っている。『たいまつは自分の手で』というのがホンダの文化だ」
今月16日に東京・青山の本社で開いた説明会。ジェットエンジンを自ら手がける理由を問われた本田技術研究所の藁谷(わらがい)篤邦取締役は、創業者の本田宗一郎氏とともにホンダの礎を築いた藤沢武夫氏の言葉を挙げて説明した。
21日にはエンジンの修理拠点の選定や、欧米などでのサービス拠点の構築を発表。ホンダジェットとともに、着々と販売態勢を整えている。