東ガスが再生エネ電力を購入　千葉県の風力１万２千キロワット分

　東京ガスは１９日、日立パワーソリューションズなどが共同出資する「くろしお風力発電」（茨城県日立市）が千葉県銚子市で運転する風力発電所計６基（出力各１９９０キロワット）で作った計約１万２千キロワット分の電力の購入を２月以降に始めると発表した。ＮＴＴファシリティーズ、大阪ガスと共同出資する新電力最大手、エネットに全量販売する。

　東ガスが、再生可能エネルギーで作った電力を購入するのは初。平成３２年までに再生エネで作った１５万キロワット分の電力を購入する計画で、低炭素社会の実現に貢献したい考えだ。

　銚子高田町風力発電所（１基）から３８年までの１２年間、椎柴風力発電所（５基）から４１年までの１５年間購入する。