新ブランド「グランドマスト」は要介護認定を受けていない「自立型」高齢者を主体とした賃貸型の「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」で、専有居室面積は40~60平方メートルと、介護主体で25平方メートル以下の居室が一般的なサ高住に比べ広い。自分らしく生活したい高齢者に住環境を提供する狙いで開発した。土地保有者から建物を一括で借り上げ、運営・管理するモデルを基本とする。
積水ハウスはグループで全国約49万戸を管理する一般的な賃貸住宅の入居者を対象に同様な制度を導入している。その高齢者版として位置付け、サ高住の新ブランド展開に弾みをつけたい意向だ。
同社は高齢者に快適な住環境を提案する「プラチナ事業」に力を入れている。すでに展開しているサ高住専用商品「セレブリオ」などでは、サ高住施工で全国約5%、東京都内約20%のトップシェアを握る。
昨年11月にはサ高住新ブランド立ち上げに合わせ、専門運営・管理会社の積和グランドマスト(渋谷区)を設立。2月に事業開始する。新ブランドは年50棟(1棟当たり40~80戸)供給し、5年後に管理ベースで5000戸を目指す。