【第三極の誤算~スカイマーク破綻 (下)】「超無謀」と評された世界最大旅客機「A380」導入計画 エアバス違約金が再編を左右 (2/4ページ)

2015.1.31 07:00

スカイマークが発注したA380の初号機は、昨年4月に初飛行を終えた。この約3カ月後に購入契約が解除される(エアバス提供)

スカイマークが発注したA380の初号機は、昨年4月に初飛行を終えた。この約3カ月後に購入契約が解除される(エアバス提供)【拡大】

 民事再生法の適用を申請した翌日の29日、就任後初の会見に臨んだ社長の有森正和は、報道陣から「A380の導入計画が破綻の理由になったのか」と問われた際、「それで結構だ」と認めざるを得なかった。

 悲願の国際線参入

 A380の導入計画は、「超ワンマン」で知られた前社長、西久保慎一が主導したものだった。スカイマーク関係者は「国際線参入は西久保前社長にとって悲願だった」と説明する。

 当初は26年10月にA380の初号機を受け取り、同社初の国際線として26年末にも成田-ニューヨーク線に就航させる計画だった。型破りの手法で業容を拡大してきた西久保には、好業績の勢いを駆って「2強」の日本航空や全日本空輸に一気に肩を並べようとの思惑もあったようだ。

だが、これだけの超大型機を使いこなせる航空会社は世界でもそう多くない

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