カジュアル衣料「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが、商品の研究開発センターを年内にパリで開設することが2日、分かった。東京、中国・上海、米ニューヨークに続く4カ所目。欧州の最先端ファッションをいち早く取り込んでブランド力を高め、「ZARA」など世界のアパレル企業に対抗していく考えだ。
パリの研究開発センターの開設は「今年の春か秋」(柳井正会長兼社長)になる見通し。デザイナーやデザインを型紙に起こすパタンナー中心に現地で20人程度を採用する。
センターではパリのファッション動向やライフスタイル、新素材の情報などを調べ、ファストリの担当者らも交えて商品のコンセプトやデザインを決定。開発した商品は現地のほか、世界16カ国・地域に展開する約1500店での販売も視野に入れる。
柳井氏は昨秋、世界で通用するブランドを育てるためニューヨークやパリ、ロンドン、東京で本格的な研究開発センターを開設する方針を表明していた。