ITベンダー、地銀再編の裏で激しいシェア争い システム統合は死活問題 (5/5ページ)

2015.2.3 06:44

 日立と同様にオープン系勘定システムを展開する日本ユニシスやNECも、コスト面のメリットを武器に地銀への営業を強化しているという。

 対応力と低コスト鍵

 あるITベンダー幹部は「この10年で地銀の数が減るのは確実でベンダー側の淘汰(とうた)も進む」と分析する。今後はベンダー間の事業提携や、事業の撤退・売却の動きが出てくる可能性もある。再編は、地銀だけでなく、ITベンダーにも飛び火しそうな勢いだ。

 厳しい事業環境の中で、ITベンダーが生き残るためには、地銀の経営統合に柔軟かつ迅速に対応でき、コストも抑えられるシステムを開発できるかが鍵となる。システム周辺のソフトウエアやアプリケーションの開発状況も、勝敗を分けるポイントとなりそうだ。(黄金崎元)

【用語解説】ITベンダー

 情報関連システムや機器、ソフトウエア、サービスなどを販売する企業。金融機関向けには、業務の中核を担う勘定系システムを提供し、顧客の口座残高の管理や入出金・送金処理、為替取引などを行っている。

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