離陸するスカイマーク機【拡大】
民事再生手続き中の国内航空3位スカイマークが10日発表した1月の搭乗実績は、全路線平均の搭乗率が前年同月比2・8ポイント下落の55・1%だった。同社によると、1月としては平成18年(52・7%)以来、9年ぶりの低水準。同社は資金繰りの悪化などを受け、1月28日に東京地裁に民事再生法の適用を申請した。
主力の羽田空港発着路線では5路線全てが70%に届かず、鹿児島線を除く4路線で前年同月実績を下回った。特に、昨年6月から中型機のエアバスA330を導入して提供座席数を増やした羽田-福岡線は62・0%で17ポイントの大幅下落。羽田-新千歳線も68・7%で10・5ポイント下落した。地方を結ぶ路線も、昨年4月就航の神戸-仙台線が30・9%となるなど、40~30%台に低迷する路線が目立った。
同社は収益改善に向け2月から、地方を結ぶ路線を中心に減便するなど不採算路線を見直しているほか、運航コストを減らすためにA330の運航を中止し小型機のボーイング737に機材を一本化している。
一方、スカイマークは10日、経営再建を支援するスポンサーの募集や選定に関与するフィナンシャル・アドバイザー(FA)に、GCAサヴィアン(東京)を選任したと発表。5日には投資ファンドのインテグラル(東京)とスポンサー契約を結んでおり、FAの選任で今後共同スポンサーの選定作業を加速させる。