民事再生手続き中のスカイマークが12日発表した平成26年4~12月期単独決算は、最終損益が136億円の赤字(前年同期は2億3千万円の黒字)だった。欧州エアバスの中型機「A330」の導入に伴う費用に加え、円安でリース料や燃料費の負担が増加した。また、格安航空会社(LCC)との競争激化で売上高を落とした。
売上高は前年同期比1・4%減の643億円、営業損益は112億円の赤字(前年同期は1億8100万円の赤字)だった。昨年12月末時点の現預金は7億3千万円で、同9月末時点の45億円から大きく減らした。
今3月期通期の業績予想は公表しなかった。同社はスポンサーを選定した上で5月29日までに、再生計画案を東京地裁に提出する。「(再生計画案が)確定しておらず、3月期の業績予想は作成不能」と説明した。
また、超大型機「A380」の購入契約解除に伴いエアバスから求められた7億ドル(約840億円)の違約金は引き続き減額交渉を続けているが、「違約金の支払いなどは交渉に左右される」として、事業継続に「重要な疑義」があると決算短信に明記した。
同社は今年1月28日に東京地裁に民事再生法の適用を申請し、2月4日に開始決定を受けた。