アサヒ、利益すべてでキリンに初逆転 「マッサン」効果でウイスキー伸長 (1/2ページ)

2015.2.13 05:52

 上場ビール大手3社の2014年12月期連結決算が12日、出そろった。キリンホールディングス(HD)が国内の販売不振で大幅減益となり、本業のもうけを示す営業利益、経常利益、最終利益のすべてで、アサヒグループHDが00年の連結決算公表以来初めて逆転した。サッポロHDは、ビール類「極ZERO」の酒税追加納付116億円の影響で、最終利益が96%減となった。

 キリンはビール類の国内シェアを落としたことに加え、ブラジルでの販売競争激化などで売上高が減少。これに伴って利益が大きく落ち込んだ。三宅占二社長は今期について、「国内でのビール類シェアのダウントレンドを食い止めなくてはならない」と語り、利益面よりもまず売上高の拡大を優先させる方針を示した。

 アサヒは売上高で3期連続、最終利益が14期連続で過去最高を更新。昨年の消費税率引き上げや冷夏などの打撃がある中、安定した成長を果たした。特にウイスキー事業は、NHKの連続テレビ小説「マッサン」効果で大きく伸長した。

 サッポロは追加納付した116億円のうち、115億円の返還請求を国税当局に行っているが、上條努社長は「返還は国税当局に委ねられており、返還の判断や時期については答えられない」とした。

ビール上場3社の2014年12月期連結決算

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