--15年の生産台数700台に対し1月14日時点で約1500台受注。この数字をどうみますか
「過分なほどの注文をいただき、夢見心地です。もちろん、開発する側はこれぐらいの反応が出るものをつくろうという気概を持ってやってきましたが、発売前は、買ってもらえないのではないかという思いも社内にはありました。かなり高額な車ですし、燃料の水素を充填するための水素ステーションの整備が途中であるというインフラの制約もありました。そのような車を購入していただける方が1000人も2000人もいらっしゃるとは思ってもみませんでした」
--受注の内訳をみると、意外にも個人客が多い
「官公庁、自治体、法人と個人がほぼ半々ぐらいです。メディアのみなさんは、ミライは特殊な車なので法人などがイメージ戦略で購入されるだろうと思っていらっしゃったようです。当社の営業サイドも実はそう思っていました。しかし私は、環境意識の高いエグゼクティブにこそ購入していただきたいという思いで開発してきました。個人のお客さまに購入していただかないと、(販売が)長続きしないからです。納車までかなり時間がかかりますが、それでも購入したいと考えてくださる個人のお客さまが全体の半数ほどいるということは、心強い限りです」