日産自動車は9日、車を真上から見た映像で運転を支援する独自システム「アラウンドビューモニター」の技術を海洋資源調査を行う遠隔操作無人探査機に活用すると発表した。内閣府が進める戦略的イノベーション創造プログラムで課題となっている「次世代海洋資源調査技術」の一環で、国立研究開発法人海洋研究開発機構などと共同で2018年度までに活用技術を確立させる。
アラウンドビューモニターは4個の広角カメラで撮影した映像を合成し、車を真上から見ているような映像を提供するシステム。日産が07年から販売し、駐車する際の支援システムとして利用されている。
探査機は水深3000メートル以上の深海でレアメタル(希少金属)など海洋資源の調査を行う。これまでは、洋上の母船に複数のカメラで撮影した映像を並べて、探査機を操作していた。