「Kirari!」がお披露目された「NTT R&Dフォーラム2015」には、選手の目線でスポーツ観戦できる技術も登場していた。立体視できるVRヘッドマウントディスプレイとヘッドホンを装着すると、目の前にフィールドが広がり、四方から音が聞こえてきて、自分がフィールドに立っている感覚になる。首を振ると追随して景色や音が変わる。本格的に導入されれば、自宅に居ながらスタジアムやライブ会場にいるような気分を味わえるサービスとして、人気を呼びそうだ。
観戦に訪れる海外からの観光客に役立ちそうなのが、手にしたスマホやタブレットを建物に向けるだけで、その店がどんな品物を扱っているか、そのスポットにどんな歴史があるかを呼び出せる「被写体識別技術を用いたナビゲーションシステム」だ。建物や設置物の形状を、幾つかの角度から撮影して登録しておくことで、スマホのカメラがそれらを認識した時に、関連する情報が引き出される。
位置情報などと組み合わせれば、さらに正確でスピーディに情報を引き出せるという。あらかじめ多言語で情報を登録しておけば、観光客用に新しく看板を立てなくても、使う人に合わせた言語で必要な情報を配信できる。商店街や観光地での導入が期待される。