R&Dフォーラムでは、飲食店の店頭に飾ってある食品サンプルを画像認識して、メニュー情報をスマホに呼び出す技術も提案されていた。これらの技術と、進歩が著しいスマートグラスを結び付ければ、目に映るあらゆる品々に関連した情報を、視野内に表示することも可能になる。
電電公社時代を含め、NTTでは日本でオリンピックが開かれるたびに、新しいサービスを開発・提供してきた。1964年の東京オリンピックでは、電話線をデータ通信に利用する試みを行い、長野オリンピックでは、ISDNテレビ電話が通訳ボランティアに活用された。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックでもNTTは、「ゴールドパートナー」として情報や通信に関するサポートを行う。R&Dフォーラムでのグループ各社からの提案は、このパートナー契約と関係あるものばかりではないが、ネット環境が格段に進歩した状況で迎える大会に向けて、情報通信企業として歴史に残る提案をしたいという思いが、技術者たちの研究意欲を後押ししている。