トヨタ自動車は28日、譲渡制限付きの種類株式を発行する手続きを始めたとゆ発表した。持続的成長に向け、株主の中長期保有を後押しする狙いがある。議決権を行使でき、発行元が買い取り請求権を設定する種類株式は日本初という。
昭和11年に製作されたトヨタ初の乗用車「AA型」から取って、AA型種類株式と名付ける。
市場で売買できないが、発行から約5年が経過すれば株主は普通株式への転換か、トヨタに買い取りを請求することが可能になる。発行価格で買い取ってもらえるため、将来株価が下落していても損失を防げる。
配当は初年度が発行価格の0.5%で、毎年0.5%ずつ増加、5年目以降は2.5%になる。
次世代環境技術など中長期的な研究開発を行うのに適した新たな資金調達方法として企画した。6月の株主総会で定款変更を提案。株式の希薄化を防ぐため、自己株取得も行う方針だ。