高崎駅の新幹線ホームは、北陸新幹線が延伸開業した後も、朝夕のラッシュ時間を除けば、お世辞にも乗降客で混んでいるとはいえない。
■「北陸」にあわせて駅を整備
だが、駅は確実ににぎわっていた。昨年6月の「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録と、今年3月の北陸新幹線延伸開業が2大エポックとなって、高崎は駅そのものが以前とは様変わりしていた。
JR東日本高崎支社ではこの2つの「イベント」に向けて、新幹線構内を中心にリニュアルを進めてきた。新幹線改札の手前にある売店エリアは、都心部の大型駅を思わせるほど広くなり、店舗数も増えて充実。観光情報の発信スペースや待合室も改装された。群馬県の公式キャラクター「ぐんまちゃん」が大量の土産物になり、あちこちの掲示に使われるなど、相乗効果も発揮する。
北陸新幹線の延伸開業で、駅が人気スポットになり、消費が拡大するのであれば、それも大きな効果だろう。