富士通、ウエアラブル機器を成長の柱に ネット遠隔管理技術

2015.5.12 06:14

富士通が発売したウエアラブル機器「ヘッドマウントディスプレイ」=11日、東京都内

富士通が発売したウエアラブル機器「ヘッドマウントディスプレイ」=11日、東京都内【拡大】

 富士通は11日、インターネットを通じて、人間の労働環境からペットの健康状態まで把握し、分析できるウエアラブル(装着型)機器を年内に順次提供すると発表した。第1弾として、工場での組み立て作業や設備点検の様子を遠隔地に伝えることができる企業向け製品「ヘッドマウントディスプレイ」を11日に発売した。技術が進化するウエアラブル機器を成長の柱としたい考えだ。

 ヘッドマウントディスプレイは、作業員がカメラやマイク、キーボードなどを装着し、インターネットを通じて仕事の様子を遠隔地に伝える仕組み。習熟していない作業員でも、遠隔地のスタッフとやり取りし、安全で効率良く作業ができる。価格は「個々の商談を通じて決めたい」(齋藤邦彰常務)という。

 このほか、建設作業員らが熱中症などにかかる危険を避けるため、温度、湿度、脈拍数などを計測するセンサーを搭載したリストバンド「バイタルセンシングバンド」、犬や猫の様子をカメラでリアルタイムで撮影し、首につけたセンサーで健康状況を遠隔分析できる「ペット見守りトータルソリューション」などの製品も12月に提供する予定だ。

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