業績は低迷
米ヤフーの2015年1~3月期決算は、提携先サイトに支払う手数料を除く売上高が前年同期比4・0%減、最終利益は92・9%と大きく落ち込んだ。主力の検索連動型広告がふるわず、ディスプレー広告も減少した。最近力を入れ始めた携帯端末向け広告は伸びているが、「コストが膨らみ、利益を食いつぶしている」(米紙ニューヨーク・タイムズ)状況だ。
米ヤフーはグーグルなどとの競争で業績が低迷し、米電子決済大手ペイパル社長だったスコット・トンプソン氏をCEOに招いたが、内紛で米ヤフー創業者のジェリー・ヤン氏ら役員が大量離反。揚げ句の果てはトンプソン氏が学歴詐称問題で会社を去った。
株価は急落し、進退窮まった米ヤフーはライバルのグーグルの副社長だったメイヤー氏に再建を託す離れ業を繰り出した。メイヤー氏は社内の混乱を収拾し、意識改革や新興企業を次々買収するなど反転攻勢に出て、株価も持ち直した。