日本政策投資銀行の柳正憲副社長【拡大】
政府は2日、日本政策投資銀行の橋本徹社長(80)が相談役に退き、後任に柳正憲副社長(64)が昇格する人事を閣議了解した。政投銀初の生え抜き社長となる。副社長には前財務事務次官の木下康司氏(58)を充てる。26日の株主総会後の取締役会で内定し、財務相の認可を得て正式決定する。
今国会で成立した改正政投銀法で、政投銀に金融危機が発生した際の中小企業の資金繰り支援が義務付けられた。柳氏は、安倍晋三政権が掲げる「地方創生」を後押しするこの取り組みで陣頭指揮を執る。
政投銀のトップは大蔵省(現財務省)事務次官経験者が就いてきたが、平成19年以降は2代続けて民間出身者が務めてきた。
柳 正憲氏(やなぎ・まさのり) 東大卒。昭和49年日本開発銀行(現政投銀)。取締役常務執行役員などを経て平成23年6月から現職。東京都出身。