例年はN700系など実際に営業運転している車両で実演してきたが、今年は人気の「ドクターイエロー」を初めて使用する。いわば“空飛ぶドクターイエロー”といったところだが、ただでさえ、決まった日時に決まった場所で見ることが難しい車両とあって、希少価値でいっぱいだ。
ところでこの浜松工場、東海道新幹線で唯一の新幹線車両の全般検査を行う工場。これまで新形式車両の導入や輸送力増強に対応してきた。しかし大正元年創立とあって、老朽化が進んでいるため、2019年完成の予定で、最新の新幹線車両工場へと建て替え、リニューアル工事が徐々に進んでいる。
しかも建て替えにあわせて、検査・修理方法も刷新されるため、「車体上げ・載せ」自体がなくなる可能性もある。工事の細かい時期も公表されておらず、実際にどうなるかはわからないが、いろいろ考え合わせると、今回が浜松工場で車体上げが一般公開されるラストチャンスになる可能性も否定できない。JR東海では、具体的なスケジュールや今後の予定については、決まり次第、発表するという。