JR西日本が訪日外国人誘致のために中国・上海に開設している事務所(同社提供)【拡大】
業界関係者は、相次ぐ海外拠点を開設する動きについて「国内向けの事業が多い鉄道各社には国内市場の先細りは死活問題。アジアを中心に訪日客の需要を取り込むことは喫緊の課題となっている」と指摘する。
訪日客を“青田買い”
関西国際空港で格安航空会社(LCC)の就航が相次いでいることもあって関西を訪れる訪日客は急増している。
関空を運営する新関西国際空港会社によると関空の26年度の国際線外国人旅客数(速報値)は前年度比41%増の699万人に上り、開港以来、年度として初めて日本人旅客数(630万人)を上回った。
関西の鉄道各社も急増する訪日客の取り込みに躍起となっており、JR西は昨年、関西空港駅の「みどりの窓口」に外国人専用カウンターを新設した。