シャープの株主総会で、巨額赤字に関し謝罪する高橋興三社長のモニター画像。株主からは厳しい質問が相次いだ=23日午前、大阪市【拡大】
男性株主「(資本金を)5億円にするのは、数字上のトリックではないのか。日本航空の経営再建のときは、減資で旧株主の株は紙くずになった。わかりやすく説明したらどうか」
主力銀行からシャープに入っている橋本仁宏常務執行役員が説明に立った。
「今回の減資で純資産額に変動は生じない。減資をする理由は、二つある。利益剰余金の欠損を解消したい。もう一つは、今後の柔軟な資本政策に備える。株価の見込みとしては、業績の下方修正や優先株発行による株希薄化などが指摘されているが、中期経営計画に取り組むことで株価も向上させたい」
男性株主「会社に問い合わせても、納得できる説明ができるIR担当者がいない」
《高橋社長がスクリーンに映し出されたが、無言を貫いている。男性株主が、個別に会社への問い合わせについて対応ができるのか繰り返し念を押すと、高橋社長は橋本常務執行役員の方を向いたり、きょろきょろした様子で答えに困った様子。その間、橋本常務執行役員が数回答弁に立った》
橋本常務執行役員「お答えできないものもあるが、株主の皆様との距離、対話を重要と考えている」
《株価にかかわるだけに、会場からも不満のやじが漏れた》