そこで、同社が打ち出した新機軸が「2桁成長がごろごろしている」(粟田社長)という海外市場の開拓強化。とくに、同社の海外戦略で特徴的なのは、マクドナルドやケンタッキー・フライド・チキンなど米国の外食大手チェーンですら未進出の国・地域に果敢に出店することだ。
今年3月には、アフリカのケニアで、ファストフードを提供する店舗を初出店。同社によれば、照り焼きチキンの添え物として提供していた「焼きうどん」が現地の味覚に合致し、連日、客足が絶えないという。
こうした未開拓の外食市場への進出には「あえて外食の黎明(れいめい)期に進出することで先行者利益を得る」(粟田社長)という狙いが込められている。後続が参入したときには既に消費者の胃袋を掌握、利益を出す戦略だ。ケニアでは17年までに合計20店を出店する計画だという。