三井住友海上、英損保を買収 海外展開へ弾み

2015.9.8 22:05

記者会見する三井住友海上火災保険の柄沢康喜社長=8日午後、東京都中央区

記者会見する三井住友海上火災保険の柄沢康喜社長=8日午後、東京都中央区【拡大】

 三井住友海上火災保険は8日、英損害保険大手アムリンを総額6420億円で買収すると発表した。来年1~3月に完全子会社化する。アムリンは、保険会社の保険金支払いリスクを引き受ける「再保険」分野に強く、同社の買収で海外展開に弾みをつける。国内市場が人口減少で縮小する中、生損保業界のM&A(合併・買収)が一段と活発になってきた。

 再保険は保険会社が加入する保険で、大規模な事故などで保険会社に高額な保険金支払いが発生した場合、一部を肩代わりする。

 アムリンは1903年創業の老舗で、昨年の収入保険料は25億6400万ポンド(約4700億円)。世界の再保険市場の中心であるロイズ市場に参加する約90団体のうち2位の有力メンバーで、海上保険など専門性の高い分野を得意としている。

 三井住友海上を傘下に抱えるMS&ADインシュアランスグループホールディングスと、アムリンの2014年度収入保険料の単純合算は3兆3578億円に達し、首位の東京海上ホールディングス(6月に買収を公表した米保険会社HCCインシュアランス・ホールディングス含む)の3兆4136億円に肉薄する。

 MS&ADの柄沢康喜社長は記者会見で「東京海上とほぼ互角の水準になった」と強調した。生命保険業界でも第一生命保険、明治安田生命保険、住友生命保険がそれぞれ米生保の大型買収を発表している。

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