ソフトバンクの店頭での加入申し込みをアピールする米ネットフリックスのリード・ヘイスティングス最高経営責任者(右)とタレントの山里亮太さん=2日、東京・銀座【拡大】
先行するドコモは、11年11月のサービス開始から1年4カ月で会員数が400万を突破したものの、その後は伸び悩んでいる。今年に入って大量のテレビCMを放映し、アニメの「進撃の巨人」といった人気が高いコンテンツを導入するなど、他社の追い上げに対抗するためテコ入れを図っている。
携帯大手以外では、日本テレビが子会社化した「Hulu」を通じ、地上波と連動した専用番組のネット配信を開始。ネット通販の米アマゾン・ドット・コムや「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブもサービスを拡大するなど、ネットフリックスの日本参入を引き金に加入者の獲得合戦が激しくなってきた。
動画配信の世界最大手と組んだソフトバンクが狙い通りに通信事業の業績向上につなげられるか。それだけでなく、日本で動画配信が定着するかどうかの大きな節目にもなりそうだ。(山沢義徳)