安川電機・中国現地法人の産業用ロボット工場でアーム操作を体験する中央大学の学生ら=中国江蘇省常州市(河崎真澄撮影)【拡大】
研究開発面から「中国人の頭脳に関心がある」と話すのは理工学部3年の奥田圭さん。奥田さんはレーザーなどを使った画像技術を医療に応用する分野の研究職を目指しているが、「各国が得意分野を持ち寄る研究開発の国際連携が進む中、中国と中国人の役割が今後、大きくなるのでは」と考えている。
政治動向が経済左右
海外で働くことに興味をもっているという法学部1年生の菅野葵さんは「中国に来てみて世界情勢や政治の動きが経済の世界も大きく左右していると感じた」。共産党一党支配の中国が抱える難しいビジネス環境に思いをはせたのだろうか。
日中関係や外交に関心を抱く法学部1年生の田中僚さんは、上海理工大学の学生との交流などを通じて、「中国の若者はアニメを中心にびっくりするくらい日本のことに詳しいが、日本人はどこまで中国や中国人のことを知ろうとしているのか」と疑問を持った。仮に歴史問題をめぐって論争になったとき、自分たちの知識が乏しければ、「反論すら難しいのでは」という。