【VW排ガス不正問題】ブランド失墜で経営に打撃 トップの経営責任も 世界販売首位遠のく (1/3ページ)

2015.9.24 00:09

フォルクスワーゲンのウィンターコルン会長(ゲッティ=共同)

フォルクスワーゲンのウィンターコルン会長(ゲッティ=共同)【拡大】

 独VWグループが排ガス不正問題で揺れている。意図的に不正行為を行っていた疑いが濃厚で、トップの経営責任問題も浮上。VWはクルマの環境性能の高さをアピールしてきただけに、ブランドイメージへの影響は甚大だ。影響は米国のみならず世界に広がっており、経営に大きな打撃を与えるのは必至で、2015年通年に世界販売台数首位を目指す道は遠のいた。

 「顧客の信頼を裏切ったことを深くおわびする」。VWのウィンターコルン最高経営責任者(CEO)は22日に発表した動画声明で、排ガス不正問題について全面的に謝罪した。

 日本では問題のディーゼル車を正規ルートでは販売していないとされるが、日本の自動車業界関係者は「日本は環境意識の高い市場なのでブランド力が低下する恐れがある」と指摘する。

 日本自動車輸入組合によると、VWは新車投入が滞った上期(1~6月)の国内販売が前年同期比16.5%減の2万9666台と落ち込み、メルセデス・ベンツ(3万2680台)に16年ぶりに首位を奪われた。

 このため7月以降は、高級セダン「パサート」の新型車や、主力車「ゴルフ」のプラグインハイブリッド車(PHV)を相次いで発売。巻き返しを期すつもりだったが、今回の問題で出はなをくじかれた恐れもある。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。