ファイザーの「バイアグラ」(左)とアラガンの「ボトックス」(ロイター)【拡大】
複数の欧米メディアは22日、米製薬大手ファイザーとアイルランドの同業大手アラガンが合併することで大筋合意したと報じた。ファイザーによるアラガンの事実上の買収となる。買収は株式交換と現金交付で行い、規模は1500億ドル(約18兆4千億円)超。両社の年間売上高は600億ドル(約7兆4千億円)を超え、合併が実現すれば、製薬業界で世界屈指の規模となる。
新会社の最高経営責任者(CEO)にはファイザーのイアン・リードCEOが就き、社長兼最高執行責任者にはアラガンのブレント・サンダースCEOが就任する見通しだとされる。
ファイザーは性的不能治療薬「バイアグラ」などで知られ、しわ取りなどに使う薬剤「ボトックス」で有名なアラガンの商品群を取り込んで競争力強化を狙う。ファイザーは、法人税率が低いアイルランドに本拠を置くアラガンとの合併により、税負担の軽減も目指すという。(共同)