三菱電機、世界舞台に昇降機で“飛翔” 中印市場でグローバル戦略攻勢 (1/5ページ)

2015.11.24 07:05

「上海新世界大丸百貨」に納入したスパイラルエスカレーター(三菱電機提供)

「上海新世界大丸百貨」に納入したスパイラルエスカレーター(三菱電機提供)【拡大】

  • 三菱電機がエレベーターを納入する中国最高層ビル「上海中心大厦」(左の高層ビル)の完成予想図(三菱電機提供)

【三菱電機 グローバル戦略】(上)

 ビルシステム事業、20年度に売上高7200億円へ

 三菱電機がグローバル戦略を加速している。ビルや商業施設、マンションなどに欠かせない昇降機では国内トップシェアを維持・向上させる一方で、経済発展とともに市場開拓余地が広がる中国やインドなどで攻勢をかける。このため海外の製造拠点を増強し新設需要の取り込みに注力、2020年度にビルシステム事業の売上高を15年度比約30%増の7200億円に引き上げる計画だ。海外比率も50%に高める。

 初の6層型設置

 中国・上海。今年5月にグランドオープンした百貨店「上海新世界大丸百貨」に入ると、眼前に現れる2匹の「昇り竜」に圧倒される。

 宇宙をイメージしてデザインされた館内の中央部には1~7階を貫く巨大な吹き抜けがあり計12台のスパイラルエスカレーターを設置。地上約40メートルの高さまで、滑らかな弧を描いて各階を結ぶ姿はまるで竜のようだ。乗っていると、空中を浮遊するかのような高揚感を味わえる。

スパイラルエスカレーターは横浜のランドマークプラザなどに設置されているが…

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