カジュアル衣料チェーン「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは25日、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と結んでいる難民支援などでの連携を強化すると発表した。2016年から3年間にわたり、同社がUNHCRに対し総額1000万ドル(約12億円)の支援を実施する。難民の自立支援プログラムなどに活用される。
国内のユニクロ店舗に現在13人いる難民雇用を、今後は海外店舗も対象にし、合計100人へ拡大する。ギリシャやセルビアなどバルカン半島諸国やアフガニスタンに逃れている難民・避難民への支援として、下着15万点を15年末までに寄贈する。
ファーストリテイリングは06年からUNHCRと連携し、世界の難民・避難民への衣料支援を実施。これまでに、世界37の国と地域に1000万点以上のリサイクル衣料を届けている。ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は「UNHCRとの支援活動により、ひとりでも多くの難民に必要な服と生きる希望を届けたい」とコメントした。