スシロー客単価4倍!…大きく変わる回転すし かつての「勝ち組」は苦戦 (2/2ページ)

2015.12.20 07:15

あきんどスシローが新業態店で提供するすしメニュー(イメージ)

あきんどスシローが新業態店で提供するすしメニュー(イメージ)【拡大】

  • あきんどスシローの新業態店の店内=同社提供

 背景には、市場の“脱デフレ”路線がありそうだ。外食産業では最近まで低価格路線が主流だった。デフレ下ではマクドナルドの100円メニューや200円台の牛丼などが消費者にも喜ばれた。しかし、当時の「勝ち組」の多くがいまでは苦戦を強いられているのが実情だ。

 脱デフレの流れの中で外食チェーン各社の戦略転換は多岐にわたる。「餃子の王将」を展開する王将フードサービスが昨年、通常メニューよりも3~4割高い「極王」シリーズを開始。スターバックスコーヒー・ジャパンも昨年、商品改良を理由にラテなどで価格を上げた。

 中でも回転すし業界の変身ぶりは大胆だ。回転レーンをなくすだけでなく、カフェメニューも提供する。工夫を凝らしたうえで、顧客獲得を目指す。

 ただ、すし屋の“原点”は忘れないでほしい。「新鮮なおすしを食べたい」。この部分では、客のニーズに変化はない。(中山玲子)

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