京阪と南海がコラボする看板などは平成20年8月のポスター「高野山と鞍馬・貴船」から始まった。南海沿線の高野山と京阪沿線の京都という代表的な観光地をそれぞれPRし合っている。
両社は「京阪・南海ええとこどりプロジェクト」と命名。20年1月から連携して相互の利用促進を図る勉強会を立ち上げて企画を練ってきた。
看板やポスターは、「和歌山ラーメン(南海沿線)と一乗寺ラーメン(京阪沿線)」といった名物をアピールしたり、「みさき公園(南海沿線)とひらかたパーク(京阪沿線)」といったレジャー施設を紹介したりとさまざまなアイデアが企画され、現在まで続いている。
企画乗車券、文化フォーラムも
コラボは看板やポスターだけにとどまらない。20年10月からは、南海沿線から南海と京阪を利用して割安な料金で京都観光ができる企画乗車券「京都みやこびと1dayチケット」を発売している。