東証1部上場企業の決算発表がピークを迎え、報道各社の棚に資料を配布する企業担当者=5日午後、東京都中央区の東京証券取引所【拡大】
自動車や電機などの輸出関連企業は「これまでの円安トレンドでメリットを受けてきた」(富士重工業の高橋充最高財務責任者)。円高基調が定着すれば業績の重荷となりかねない。
マツダは下期(15年10月~16年3月)の想定為替レートを1ドル=120円に設定している。同社の藤本哲也執行役員は「為替はどちらの方向に行くか分からない。現状は営業利益が数十億円悪化する要因になる」と懸念する。ニチレイの安田一彦経理部長も「為替相場の不安定さは注視している」と警戒感を示した。