積水ハウスは神奈川の全支店に女性現場監督を配置している【拡大】
【「女性活躍」最前線】(上)
女性専用のトイレにシャワールーム、化粧台、窓には花柄のカーテンがかかり、テーブルにはファッション誌…。どこかのオフィスビル内の女性用休憩室やロッカールームという風情だが、異なるのはテーブルに置かれたヘルメット。作業服に着替えた女性がさっそうとヘルメットをかぶり、向かった先は、重機の轟音響く建設現場だ。
長谷工コーポレーションが2017年3月の完成に向けて工事を急ピッチに進めるマンション計画「浦和駒場プロジェクト」(さいたま市浦和区)は、事業企画から開発推進、設計施工、販売、インテリア内装、管理までの全業務に女性社員が参画する。
現場を担う協力会社にも女性活用を呼び掛け、出入りする業者のうち17社が起用した。通常の現場は多くて3社程度。高度な作業能力が求められるクレーンのオペレーターに女性が含まれているという。
現場のトップである所長も女性という同プロジェクトでは、「言いたいことを言いやすい雰囲気がある」(事業推進1部の福本見佳部長)と、これまで男性中心だった現場とは大きく変化しているようだ。