“地銀合従連衡”マイナス金利で活発化 厳しい見通し、巨大化で体力強化 (1/4ページ)

2016.4.2 05:00

 全国最大の地方銀行グループとしてスタートしたコンコルディアだが、1年後には首位の座を降りる。来年4月にふくおかFG(福岡市)が十八銀行(長崎市)を子会社化し、総資産でコンコルディアを抜くからだ。日銀のマイナス金利政策で地銀の収益悪化は避けられず、都道府県をまたぐ“合従連衡”は今後も活発化しそうだ。

 首位争奪戦

 「首都圏を強化する」

 1日記者会見したコンコルディアの寺沢辰麿社長はこう意気込んだ。昨年9月末の同社の総資産(横浜銀行と東日本銀行の合算)は17兆4000億円。15兆8000億円のふくおかFGを抜いて全国トップに躍り出た。

 しかし、十八銀を傘下に収めるふくおかFGの総資産は18兆7000億円に膨らみ、再び首位を奪われる。

 規模が大きくなった地銀は、運用できるお金や貸出金が巨額になるほか、事務部門の一元化などスケールメリットを発揮できる。合併や統合で体力を強化しようとする地銀グループは増えるとみられる。

規模や首位にはこだわらないが…

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