“地銀合従連衡”マイナス金利で活発化 厳しい見通し、巨大化で体力強化 (2/4ページ)

2016.4.2 05:00

 寺沢社長は「規模や首位にはこだわらないが、他の地域金融機関にも開かれた金融グループを目指す」と述べ、改めて他行の合流を排除しない考えを示した。

 利ざや稼ぎにくく

 東京商工リサーチによると、国内105地銀・第二地銀の2015年9月中間決算で貸出金の利息合計が前年同期を上回ったのは計13行にとどまった。金利引き下げ競争で「利ざや」を稼ぎにくくなっているのが実態だ。

 人口減少や高齢化という以前からの経営課題に加え、マイナス金利も重くのしかかる。地銀は、メガバンクのように海外事業に乗り出す余力やノウハウはなく、「狭いエリアで預金を貸し出しに回すビジネスが中心」(関係者)のため、収益見通しは厳しさを増す。

 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは、地銀の本業のもうけを示す業務純益が今後1年間で15%目減りすると試算した。

マイナス金利がなければもうちょっとよかった

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