自分でパーツから組み立てれば、機種を変更して大きくなったスマホにマッチしたケースも作り出せそう。パーツさえあれば、小さいアクセサリーから置物の戦車、巨大な剣まで何でも好きな物を作って遊ぶことができる。
技術を持った部品メーカーが、自分たちの存在を世の中にアピールする品として初めて挑んだ一般向け製品。その成否は、同じように技術を使って新機軸を生み出したいメーカーなどの関心を呼びそうだ。
ギフトショーの「アクティブクリエイターズ」コーナーには、50年近いキャリアを持つ革職人の技術を活かし、新しい時代にマッチした革製品を手掛ける紗蔵(東京都墨田区)も出展して、牛革の袋にがまぐちのような金属製の留め具をつけた、iPadを入れて持ち歩ける大きさのブリーフケースなどを出していた。福岡県の筑前津屋崎人形巧房(福津市)は、人形に使われる伝統の文様を手描きしたピンバッジを作り、若い人のアクセサリーとして提案していた。
伝統工芸の工房が、技術やデザインを新しい分野へと展開して、従来とは違った層に刺さる品物を作る。2020年の「東京オリンピック/パラリンピック」開催で増える海外からの観光客にも、日本の伝統工芸と現代的なファッション性が合わさった品物はヒットしそうだ。
写真 工具箱の東洋スチールがスタイリッシュなカバンを提案
写真 工具箱の製造技術と新しいデザインが融合して生まれた「KONSTELLA」
写真 大小さまざまなバネを組みあわせて遊ぶ「SpLink」
写真 バネメーカーの技術と遊び心から生まれた五光発條玩具「SpLink」
写真 「SpLink」のチラシ
写真 筑前津屋崎人形巧房が提案した伝統の文様を手描きしたピンバッジ