
外部給電器をつなぎ「走る電源」としても使えるホンダの燃料電池車(FCV)「クラリティフューエルセル」=18日、埼玉県和光市本町【拡大】
ホンダは米ゼネラル・モーターズ(GM)との共同開発で量産効果を上げてコスト削減を目指すが、成果が出るのは20年ごろの見込みだ。
トヨタはミライの生産を16年に約2000台、17年に約3000台に拡大してリードを広げる構え。
これに対抗し、1980年代から燃料電池の基礎研究を始めたホンダが、「FCVのリーディングカンパニーだ」(八郷隆弘社長)として普及を加速できるかがFCV市場の成否を占うことになる。(会田聡)