三菱自動車の名古屋製作所・技術センターに立ち入り検査に入る国交省の担当者=22日午前8時59分、愛知県岡崎市y【拡大】
22日の東京株式市場で、三菱自動車株の終値は前日比79円安の504円で取引を終えた。下落率は13.6%で、前日更新した上場来安値をまた更新した。ストップ安は終日回避した。
前日は取引時間中ずっと売りが集中して売買が成立せず、比例配分により終値は値幅制限いっぱいとなる150円安の583円となった。
この日も売り一色で取引が始まったが、徐々に買い注文も出て、午前9時20分すぎに、80円安の503円で寄り付いた。
さらに値を下げ上場以来初めて500円を割った。一時は94円安の489円(下落率16.1%)まで値を下げて、値幅制限の100円安に近づいたが、値下がりはここで終わり、ストップ安にはならなかった。
しかし終値の下落率は東証1部企業で唯一の10%超えとなり、値下がり率では3日連続の1位となった。