サイバーエージェントSGE統括室室長の小柳津林太郎氏【拡大】
--投資先や保有する金融資産全体を管理するポートフォリオ・マネジメントを、ゲームのラインアップでしているようなものですね
「その通りです。ヒットするものもあれば、失敗に終わるものもあり、平均すれば利益が出ます。いろいろなことを試せますし、デザイナーに自由裁量を与えることにもなります。社内にはボトムアップの文化があります。長期的に見れば、私たちの日常業務こそが最大の投資です」
--というと
「モバイルゲームの成功の大部分はバックエンド業務に因っています。プレーがフェアに行われているか、ユーザーが簡単にプレーできるか、楽しんでプレーしているか、データ分析を怠らず、どうすればユーザーが次のチャレンジに挑んだりカードを購入したりするか考えます。毎日データに注意を払い、ユーザーの関わり度合いを高めるために調整します」
◆コンビニ経営と同じ
--なるほど。バックエンドで行われるデータ解析・最適化エンジンがグループ横断的にすべてのゲームに働いているのですね。ある意味、ユーザーのプレーするゲームは表面の一層に過ぎず、グラフィックスやユーザー行動がバックエンドシステムで監視され、深い知見を持つ専門家によって調整・管理されているということでしょうか