米製菓大手モンデリーズ・インターナショナルの日本法人、モンデリーズ・ジャパンは11日、山崎製パン子会社のヤマザキ・ナビスコから9月以降販売を引き継ぐ新しい「リッツ」や「オレオ」などの発表会を東京都内で開いた。主な変更点は、パッケージのロゴマークを米モンデリーズが海外で販売しているものにそろえたほか、生産は海外で行うことなど。引き続き、消費者を引きつけられるかが注目される。
モンデリーズ・ジャパンは国内ではガムやあめなどの製造・販売をしているが、ビスケットの販売を行うのは初めて。
同社の辺丙三(ほとり・へいぞう)専務は「グローバルの知見も生かして、必ず成功できると信じている」と強調した。新しいオレオは中国・北京の工場で、リッツはインドネシアの工場で生産する。味なども日本人の好みに合うように改良した。今後は、米モンデリーズが世界で展開し、日本ではまだ未発売の商品なども積極的に展開するという。