今年度1万件を目標に掲げた九電は子会社を通じて販売し4月22日時点で約500件、北陸電が同25日時点で340件、中国電は同25日時点で100件強だった。東北電は5月20日時点で約60件と軒並み振るわない。
目標を「早期に10万件」と設定した中部電と、四電に至っては足元の件数を公表していない。事業規模を背景に越境販売の大本命とされる関電も、苦戦を強いられそうな情勢だ。(佐藤克史)
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■越境販売する主な大手電力の首都圏プラン
◆東北電力「よりそう、でんき」
契約容量30アンペアで月間使用量が300キロワット時の場合→年約2300円安。東北6県と新潟の特産品との交換や復興支援に活用できるポイントサービスも展開
◆中部電力「カテエネプラン」
2世帯住宅で暮らす大家族の場合(150アンペア、月間使用量970キロワット時)→年1万6764円安。商品交換のほか、電気料金にも充当できるポイントサービスを導入
◆関西電力「はぴeプラス」
40アンペア、月間使用量が400キロワット時の場合→年約4800円安。水まわりのトラブル対応など生活支援サービスを展開 ※東京電力ホールディングスの従来料金と比較