新体制の説明求める株主
株主からも、この点に関して説明を求める質問が相次いだ。
ある女性株主からは「前会長が急逝し、残された取締役が遺志を継いで会社を発展させるのが普通ではないか。5人も取締役が退任するのは、一致団結からはほど遠い」と心配する声があがった。また、別の男性株主は「取締役がこれほど多く入れ替わるのは通常ではない。ガバナンスが不足している」と指摘すると、会場からは大きな拍手がわき上がった。
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これに対し、窪田社長は「社外取締役に関しては任期満了ということもあり、交代する。決して一致団結していないわけではない」などと、釈明に追われた。
創業家は、かつて取締役だった3人が復帰することに疑問を抱いている。なかでも河合氏はかつて会長を務め、平成22年まで取締役だった。株主からも「河合氏が取締役で戻ってくるのは、相当会社が危ないということか」との声が上がった。河合氏は三菱UFJ信託銀行出身。窪田社長は河合氏の復帰について「大戸屋との関係は非常に長く、ビジネスの経験と人脈が事業発展にプラスになると考え復帰してもらう」と理解を求めた。