膨らむ市場
コンビニ業界の関係者によると、和菓子の購入は従来、昼よりも夜の方が多かったが、最近では昼食の弁当やおにぎりなどと一緒に購入していく客も増えており、昼の需要が拡大傾向にあるという。
こうした消費者動向も踏まえ、コンビニ各社も彼岸や端午(たんご)の節句、月見など季節の行事などに合わせ新商品を投入し、市場規模を拡大させている。
民間調査会社、富士経済(東京)によると、和菓子(チルド対応)の市場規模は、平成19年の46億円から26年には94億5千万円とほぼ倍増の勢いをみせ、年内にも100億円を超えると見込まれている。