マツダ、車体軽量化の材料開発加速 燃費向上や排出ガス削減を目指す (1/3ページ)

2016.6.27 06:51

世界最大級の大型放射光施設「スプリング8」
世界最大級の大型放射光施設「スプリング8」【拡大】

  • 兵庫県立大がスプリング8内に持つ放射光実験施設BL24

 マツダが自動車の車体軽量化による燃費向上に向け、材料開発に力を入れる。6月7日には、世界最大級の大型放射光施設「スプリング8」(兵庫県佐用町)を活用して、兵庫県立大と自動車部品に使う素材を開発するため共同研究を始めることを決めた。燃費を良くすれば走行時に排出される二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)などの排出ガスの削減にもつながるとみて開発を加速させる考えだ。

 極小単位で解析

 スプリング8では、放射光から取り出した特殊なエックス線を用いて、素材を分子レベルの極小な単位で解析できる。車体向けの新素材を開発する際に、繊維と樹脂の結合状態などを調べ、必要なデータを取得する。排ガス中の不純物を取り除き浄化効率を向上させる物質や、光の反射を制御する塗料の開発などにも役立てる。自動車触媒においての貴金属材料の使用量低減や新規高分子材料の開発などの成果も期待できるという。

 兵庫県立大がスプリング8内に持つ施設に、国内に数台しかないとされる最新の計測機器を置いて、マツダとの研究に特化した区画を設ける。稼働は11月ごろを予定する。研究期間は、今年度からの10年間という。

マツダはすでに、自動車の材料開発において実績を残している。その一つの例が…

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。