
米テスラ・モーターズの新型EV「モデル3」(テスラ提供・共同)【拡大】
朝鮮日報は「グローバル市場を牛耳る韓国の蓄電池メーカーがさほど関心を寄せていなかったテスラが、モデル3という革新的な車で脚光を浴び、両者の力関係は入れ替わった」と指摘した。
つけいる隙も
リチウムイオン蓄電池はEVの駆動源に当たる「キーデバイス」だ。
テスラのEV用蓄電池は韓国LG化学も供給するが、スポーツ車向けなどごくわずかで、パナソニックが事実上の独占状態を維持している。性能や品質面での優位性を保っているためだ。パナソニックはテスラと共同で米ネバダ州に、50億ドルを投じて巨大蓄電池工場「ギガファクトリー」を建設中で、年内に一部が稼働する。
両社の緊密な関係は明白だが、韓国メーカーはなおつけいる隙はあるとみているらしい。ギガファクトリーが完全に稼働しても生産が需要に追いつかないとみられることが根拠だ。調達先をパナソニック1社に絞れば価格交渉で不利になると、テスラが判断するにちがいないとの期待もある。