2016.7.29 11:33
29日の東京株式市場で、シャープの株価が続落し、年初来安値を更新した。一時、前日終値比4円安の90円まで値を下げ、1965年以来、約50年ぶりの安値を付けた。台湾の鴻海精密工業からの出資金払い込みが遅れていることなどが嫌気された。午前終値も90円。
証券アナリストは「企業再生への道筋がなかなか見えず、投資家も買う対象にはならない」と指摘した。
シャープは2016年3月期連結決算で債務超過に陥ったため、8月1日から東証2部に指定替えになることが決まっており、29日が1部での最後の取引となる。
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